2023年9月24日

文通を続けるモチベーション(文通モチベ)についての考え方

文通を奥深く楽しめる人が増えればということで、文通を続けるモチベーションについて考えてみたいと思います。

文通モチベが下がるときの理由とその対策

私たちが愛してやまない手紙と文通。 長く続ければ続けるほど、気の合う文通仲間が増えたり、素敵な手紙が書けるようになったりと、文通の醍醐味がさらに味わえるようになります

とはいえ、なにごとにもモチベーションの波はあるもので、手紙や文通も例外ではありません。 自然と長く続けられている人もいれば、文通を始めた頃の気持ちがいつのまにか色褪せてしまう人もいます。

文通を奥深く楽しめる人が増えればということで、今回は文通を続けるモチベーション(以下、文通モチベ)について考えてみたいと思います。 4つの理由を挙げてみました。

1.手紙を書くのが面倒に思えてしまった

どれほど手紙のことが好きでも、ときには手紙を書くこと自体が面倒になるときがあります。 このとき、大きく分けてふたつの場合が考えられます。

ひとつは、手紙に書く話題(ネタ)が尽きて見当たらなくなってしまった場合です。 まじめな性格の方に起きがちな状態です。 この場合まずは、無理になにか新しいことを書こうとしなくて大丈夫と思い出しましょう。 お相手の手紙への反応をたくさん書くようにしてみたり、あなた自身にとっては何気ないことでも手紙に書いてみたりすると、書きあがった手紙は意外とまとまった出来上がりになりますよ。

もうひとつは、自分の作り上げる手紙に新鮮さが感じられなくなってしまった場合です。 これは、レターセットやデコレーションなどで手紙をデザインするのが好きな人に起こりがちです。 初めのうちは新鮮なデザインを次々と試していたのが、試したことのないデザインが少なくなってくるにつれて、自分の手紙にマンネリを感じてしまうわけです。 この場合は、文具店や100均ショップへ GO! です。 あなたのインスピレーションが刺激されて、また新しい手紙を生み出したい衝動が湧いてくるはずです。

2.気の合うお相手から返事が来ない

気の合うお相手からお返事をもらえたことがまだほとんどないという方は、お相手の探し方を変えてみるのがおすすめです。 自分で考えている以上に、手紙のやりとりを始めてみたら楽しく文通できる方はたくさんいるはずです。 レタレタでお相手を探す際は、キーワードをいろいろと変えて検索してみるのがオススメです。

そうではなく、これまで文通していた気の合うお相手から手紙が返ってこなくなってしまったという場合は、少し休憩したら気持ちを切り替えて、新しいお相手と文通を始めてみましょう。 お返事がもらえなくなった原因について、なにか思い当たることがもしもあるなら次のお相手とのやりとりで気をつけることができますし、そもそもあなたに原因があるとは限りません。 それぞれの人の都合や気分に合わせて無理なく楽しめるのが文通のよさですので、あまり重く考えず、また相手に求めすぎず、気軽にゆったりと楽しんでいきたいですね。

3.文通よりもやりたい趣味ができた

ほかにやりたいことができて文通モチベが下がったということは、言い換えるなら、忙しくて時間や体力に余裕がなくなっているのだと思います。 こんなときは、自分にとって「文通を続けている」と思える範囲で、手紙を書く頻度をゆっくりにしてみましょう

これであれば文通をやめてしまったという感じにはなりませんので、文通を続けることの楽しさは味わえます。 そしてまた文通に本腰を入れたくなったときにはどんどん手紙を書いて、文通の楽しさを再確認していきましょう。

4.なんとなく飽きてしまった

「理由は思い当たらないけれど、あれほど楽しかった文通がいやになってしまった」「とにかく文通のことは考えたくない」などの場合、いろいろな理由であなたは疲れてしまっているのかもしれません。 文通だけではないかもしれませんが、あなたの重荷になるものは、ひとまずできるかぎりやめてしまいましょう

負担を減らして、しっかりとあなた自身を休めてあげることが大切です。 そしてあなたが新しくなにかやりたくなったとき、もしそれが文通だったのなら、ぜひまたお相手を見つけて手紙と文通を楽しんでくださいね。