2023年1月28日

やっぱりうれしい、それは思いやり

結局のところ文通でうれしくなるのは、手紙から思いやりの気持ちを感じるときなのかもしれません。人っていいものですね。

もらってうれしい思いやり

文通の楽しさは、自分で手紙を書くときはもちろんのこと、送ってもらった手紙を読むときにもあります。

そして、もらった手紙を読んでいてうれしいのは、なんといっても、思いやりのあるやりとりが感じられるときですよね。 手紙の文章の最後に自分を気遣ってくれる優しい一言があるだけで、心が温かくなります。 ゆったりとした心の交流は、間違いなく文通の醍醐味でしょう。

自分からもあげたい思いやり

思いやりの気持ちは、自分で手紙の文章を書くときにも意識したい大切なことです。 自分の伝えたいことを書くばかりではなくお相手の気持ちをしっかりと想像して、文中でお相手の気持ちを尋ねたり、返信を書くときにはお相手からもらった手紙の内容に寄り添って丁寧に反応したりすることが、楽しく続く文通生活のコツなのかもしれません。

手紙に書きたいことが多いときなどは、ついつい自分のことに意識が向きがちですが、お相手との心のやりとりであることを忘れずにいつも文通を楽しめたらいいですね。

文通を超えて思いやり

あらためて考えると、思いやりの気持ちをもってやりとりすることは、文通だけでなく生活のあらゆる場面で大切にしたいことです。 しかし、せわしない生活のなかでは、どうしても思いやりを丁寧に感じたり人に伝えたりしきれないこともあります。

文通のゆったりとした時間の流れのなかでお相手との温かい交流を大切にすることは、日常をより豊かで優しいものにするために、思いやりの価値を再確認させてくれる機会なのかもしれませんね。 文通の優しさを、上手に人生全体に広げていきたいものです。