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沙羅

未来の文友さんへ

いま、どこでこの手紙を読んでいますか?私はお気に入りの場所に座ってペンを走らせています。左手にある窓からは風にざわめく樹々や踊る洗濯物が見え、頬を撫でる風が心地良いです。

今朝は気持ちの良い空だったので布団も干しました。1日の終わりに、太陽の温もりを含んだふかふかのベッドが待ってると思うと、今からワクワクします。

階下から義父が陶芸用の土を混ぜている音が聞こえてきました。あ、夫は大工仕事を始めたようです。

私の仕事はというと…社員食堂でランチを提供しています。空になった器と「ごちそうさま」「美味しかったです」が元気の源。若者の多い我が社は活気がある分、頑張り過ぎてしまう子も多く…食事で心身を癒し、健やかな日々を過ごしてくれることをいつも願っています。

私の好きなこと・ものは…
-連想類語辞典を調べること。一見区別がつかないような言葉が沢山あるけれど、その言葉が生き残った理由には意味がある。そのちょっとした違いを発見したり、昔の人が大切にしていた考えを理解したりするのが好きです。

-命を感じさせるもの。夜、家の窓に灯る明かり。風と樹々の会話。踊る洗濯物。雨のなか走る車のタイヤ音。全てに物語を感じ愛おしくなります。

-その他。glass studio 三日月(ガラス作家)、そうえん(feeling art)、伊藤剛俊(陶芸)、永山裕子(日本画家)、加藤巍山(仏師)、仁仙(着物)、handpan、amazarashi、カリグラフィー、発酵食品、チョコ、自宅、夫...and more

テレビのない生活を10年近くしているので、世情にも芸能にも疎いです。家電製品すべて無しで生活をしてみたこともあります。そこで得たのは…知りたい方はぜひお声掛けください。

あなたと、日常のカケラをシェアできると嬉しいです。
変わらぬ日常への不安とだからこその幸せ
道すがら気づいた小さな発見
心に一滴おちた感情の波紋
とりとめのない想いを文字にのせて共有しませんか?

あなたの手紙であなたの世界をみて
私の世界を手紙の先のあなたに伝える。
そう考えると、豊かな気持ちで日々と向き合える気がします。
手紙は肩書きのない「あなた と わたし」だけの世界。お手紙お待ちしています。

沙羅

2024.10 登録 2024.11.12 更新

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